基調講演

「先人の想いを繋いで」


特定非営利活動法人おかげ祭り保存会 理事長
川本翰治
(株式会社都市総合開発研究所 取締役会長)

事業内容/都市計画・固定資産調査コンサルタント 案内文/会社経営をしながら、今や都城を代表する祭りである「おかげ祭り」を立ち上げ育ててきた川本氏。 祭りを希薄化する地域コミュニティの再生手段として、日本の祭りの仕組みや本質に学び、ひとえに「利他の心」に根ざした活動理念とともに、厳格な秩序の中での人づくりや住民の助け支え合いの絆で「結いの心」を育み、組織作りなどの困難を克服して地域の絆や連帯の醸成に取り組んでいます。
このような想いがつまった祭り起こしは、会社経営にも通づるものがあります。人の繋がりが希薄になりがちな時代だからこそ、祭りや地域活動で大切な利他の精神、人を認め合い育て合う環境が企業活動に求められています。 また、長期化するコロナ禍で人と人との物理的な距離が制限される今だからこそ、より一層、人と人の気持ちの通い合う関係性が重視されています。利便性だけにとらわれず社会的な距離を密にして関わり合いをつないでいくことは地域にも会社経営にも共通する課題です。経営者の地域における役割や責任を再認識し、一人ひとりが主役になって10年後のみやざきをつくる重要なヒントを共に学び合いましょう。

創業/1980年 年商/2億6,000万円 社員数/23名
事業内容/都市計画・固定資産調査コンサルタント

第1分科会 共育ち

人が集まり、育つ会社へ

~社員は仲間!共育ちの風土づくりが会社を変える~


株式会社現場サポート 代表取締役社長 福留進一氏(鹿児島同友会)

案内文/OA機器メーカーの社員として働いていた福留氏は2005年、38歳の時に建設業向けのITサービスを主体とする(株)現場サポートを創業、事業をスタートさせます。
変化の激しいIT業界でお客様の働き方改革に寄与しようと様々な取り組みを開始。事業の拡大に伴って採用も積極的に進めます。そんな中、働く環境づくりが認められ九州第1号のユースエール企業として認定されました。現在では社員数は70名を超え、売上は10億円を突破し順調に見える軌跡ですが、その背景には『社員は仲間』という強い信念があります。その信念が主体的に考え行動できる人材を育て、チームの相互理解・信頼関係を育んで高いパフォーマンスを生み出しています。福留氏の報告から共育ちの本質を学び、理想の会社づくりをめざしましょう!

創業/2005年 年商/10億5,000万円 社員数/72名(うちパートアルバイト3名)
https://www.genbasupport.com/
事業内容/建設業向けパッケージソフトウェアやクラウドサービスの企画・開発・販売・サポート、及び付随するコンサルティング・業務委託

第2分科会 地域づくり

私たちの未来、人口減少社会は可能性と希望に満ちている

~小さな町のチャレンジと戦略~


町長 黒木敏之氏(株式会社黒木本店 会長・ひむか支部)

高鍋町長であり、プレミアム焼酎「百年の孤独」などの焼酎を製造販売している(株)黒木本店の会長でもある黒木氏。豊かで美しい「歴史と文教の城下町の再生」について、黒木町長は『懐かしい未来』そして『人口減少社会という希望』と話します。
2022年3月1日高鍋町の人口19,630人。ついに2万人を切りました。そして、2040年問題-日本の人口が1億人を切る。3人に1人が65歳以上の高齢者、宮崎県の人口は877,000人の予想(2022年3月1日現在では1,057,470人)。宮崎県内26市町村の内15の市町村が消滅するともいわれています。
行政の立場から黒木氏が取り組まれている高鍋町の地域づくりのお話を通して、10年後の地域が抱える課題とその課題をチャンスと捉えることで地域の可能性と希望が見えてきます。行政と我々企業家が連携して取り組める地域づくりを共に考えましょう。
高鍋町役場 http://www.town.takanabe.lg.jp/
株式会社黒木本店 https://www.kurokihonten.co.jp/

第3分科会 地域根差す中小企業

人をつなぐ 地域をつなぐ 時代をつなぐ

~挑戦することが未来をつくる~


株式会社トーコー 代表取締役社長 野口和宏氏(宮崎同友会 きりしま支部)

贈答品・記念品の卸・小売業 案内文/都城唯一のフォーマルギフト専門店として創業37年になる(株)トーコー。代表の野口和宏社長は25歳の時に父が倒れ、急遽会社を継ぐために帰郷します。若さゆえに社員とのすれ違いから退職者が絶えない中、17年前、都城で開催されたフォーラムに参加したことで転機が訪れます。先輩経営者から社長としての覚悟を学び、経営理念の大切さに気付きます。フォーマルギフトは、コロナ禍での冠婚葬祭の激減やイベントの中止で大打撃を受けましたが、カジュアルギフトやネット販売に力をいれていたところは逆に売上を伸ばしていました。同社でも「売る物」・「売り方」・「売り先」の3つの視点で事業を見直し、新たな分野への挑戦をはじめています。「繋ぐ想い」を大切にして挑戦し続けている野口社長の報告から地域に根差し、共に成長する経営を考え合う分科会です。

創業/1985年 年商/1億8,000万円 社員数/13名(うちパートアルバイト3名)
https://tohkoh1985.com/
事業内容/贈答品・記念品の卸・小売業

第4分科会

企業も地域も「人」でつくられる。持続可能な地域づくりへの連携

~都城市・都城商工会議所・同友会の三者協定の取り組み~


■パネリスト
都城市商工観光部 商工政策課 福留剛志氏
都城商工会議所 中小企業相談所 所長 村上昌弘氏
優企画株式会社 代表取締役 高濱優子氏(宮崎同友会)

■コーディネーター
宮崎県中小企業家同友会 事務局次長 樋口浩美

2013年に都城市、都城商工会議所、同友会の三者による「起業家育成支援の実施に関する協定書」が締結されました。その目的は、人的並びに知的資源の交流と活性化を図りながら、起業家育成を推進するとともに、事業者の増大並びに雇用の創出等に必要と認める事業を実施して、魅力あるまちづくりに寄与すること。
締結から9年、地域に必要とされる経営者の育成を目的とした「創業塾」、起業家精神を醸成する「夢みる課外授業」と学校も巻き込みながら、産学官で連携して取り組んできました。それぞれの立場の中で、かかわる人の地域に対する想いが変化してきています。この間の成果と課題を総括しながら、地域の未来を見据えた産学官の連携の在り方を考えあいます。

基調講演

室長

杉村 隆寿(きりしま支部)

  • 大きな気づきと本気の実践を共に学び合いましょう。

第1分科会

リーダー

請関 仁(県北支部)

  • 採用で困ってる方、経営課題をお持ちの方にぜひ聞いていただきたい。

第2分科会

リーダー

立山 智洋(宮崎北支部)

  • 地域課題はチャンス。
    自分たちにもできることはある。

第3分科会

座長

関本 卓(県北支部)

  • 困難な状況でも地域と共に成長する経営とその理念について学べます。

第4分科会

リーダー

岩満 嵩介(きりしま支部)

  • 市役所・商工会議所の人事異動がある中で同友会が繋いできたもの。

経営者交流会

リーダー

長倉 努(きりしま支部)

  • 一日学んだ後は、都城で語って飲んで楽しみましょう。お待ちしています!

申込方法

申込フォームでお申し込み
同友会会員専用申込フォーム
ゲスト用申込フォーム

FAXでお申し込み
参加申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAXをお送りください。同友会会員に直接お渡しいただいても構いません。

参加分科会

ご希望の分科会を第2希望までご記入下さい。
分科会は定員がございますので先着順とさせていただきます。
お早めにお申し付け下さい。

キャンセル締切

10月14日(金)
※10月15日以降のキャンセルはできかねますので、代理の方のご出席をお願いいたします。

事務局

宮崎市恒久南3丁目3-2 恒吉ビル2F
TEL (0985)50-3665  FAX (0985)50-3653
info@miyazaki.doyu.jp
http://www.miyazaki.doyu.jp/

●よい会社をつくろう
●よい経営者になろう
●よい経営環境をつくろう

同友会の三つの目的

九州財務局宮崎財務事務所
宮崎県 都城市 小林市
えびの市 三股町 高原町
鹿児島県曽於市
公益財団法人宮崎県産業振興機構
宮崎大学産学・地域連携センター
宮崎学園短期大学
都城商工会議所
宮崎県信用金庫協会
株式会社宮崎太陽銀行
株式会社宮崎銀行

後援

今年の1月から経営フォーラムを作り上げてきたメンバーです。

実行委員会メンバー

第31回経営フォーラム

12:30 受付
13:00 第1部 全体会・基調講演
15:00 休憩
15:30 第2部 分科会
19:00 休憩
19:30 第3部 経営者交流会

タイムスケジュール

ホテル中山荘
グランドパティオ都城

学びがあったからこそ深まる交流。基調講演・分科会での学びを共有し、明日から何を実践していくのかを確認しあいます。
学びあり、笑いありの交流会を準備しております。

第3部 経営者交流会

フォーラムでの学びを明日につなげよう